Ancient Egyptian Cat God Bastet Statue Bast Diety古代エジプトの猫神バステト女神靱皮Diety

古代エジプト 遺跡

世界最大の図書館、アレクサンドリア図書館。

アレクサンドリア図書館の日本語版公式サイトがあるのをみなさんは
ご存知だろうか。http://www.bibalex.jp/Japanese/index.htm

その公式HPにはこのような言葉が記されている。

図書館の再興
使命と目標

アレクサンドリア図書館
『ビブリオシカ・アレクサンドリナ』が目指すのは、

知の創造と普及を担う優れた中心的存在になること
人と文化を結ぶ対話と相互理解の場となること



目標:

アレクサンドリア図書館は、国際的な規模を備えたエジプトの大図書館が果たすべき独自の役割として、主に4つの目標に重点を置いていきます。それは古代のアレクサンドリア図書館の魂を再び取り戻すためのものなのです。

世界がエジプトを知る窓になること
エジプトが世界を知る窓になること
デジタル時代をリードする研究機関になること
教育、寛容、対話、相互理解の中心になること

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

しかし、このアレクサンドリア図書館は
「新・アレクサンドリア図書館」である。

本物のアレクサンドリア図書館は
4世紀末、継続的な侵略による度重なる破壊で、建物自体も失われた。


私の大好きなエジプト遺産の中で一番好きな遺産が
この図書館である。

紀元前300年頃

プトレマイオス朝のファラオ、プトレマイオス1世によってアレクサンドリア図書館は建てられた。

世界中の文献を収集することを目的として建設され、
古代最大にして最高の図書館とも、最古の学術の殿堂とも云われている。

図書館には多くの思想家や作家の著作、学術書を所蔵し、
その蔵書はおよそ70万巻にものぼったとされる。
アルキメデスやエウクレイデスら世界各地から優秀な学者が集まった一大学術機関としても知られる。薬草園が併設されていた。

エジプトの首都であったアレクサンドリアは、
古代世界の学問の中心として栄えたこの図書館をはじめとして、
学術研究所ムセイオンや、のちに「世界の七不思議」にも選ばれるファロス島の大灯台も建造され、他のヘレニズム都市を圧する威容を誇るようになった。

アレクサンドリアの大灯台(アレクサンドリアのだいとうだい、Lighthouse of Alexandria)は、紀元前3世紀頃にエジプトのアレクサンドリア湾岸のファロス島に建造された灯台。アレクサンドリアのファロス、あるいはファロス島の大灯台とも呼ばれる。

ファロス島は、アドリア海に同名の島があるが、それとは別で、アレクサンドリア港の一方の端に人工の埋め立てにより出来上がった半島の突端にあった小さな島である。世界の七不思議のひとつ。ただし、ビザンチウムのフィロンの選出した七不思議には含まれていない。14世紀の二度の地震によって全壊したが、七不思議の中ではギザの大ピラミッドに次ぐ長命な建造物だった。




アレクサンドリア図書館は、
書物の収集のためにさまざまな手段をとり、
そのためには万金が費やされていた。

代表的な収集方法は
アレクサンドリアに入港した船の荷物の書物はすべて没収!!
写本を作成して原本は図書館に、写本は元の持ち主のもとに戻すという方法がちょっと強引な方法。

担保金をかけてよその市から貴重な文献を借りた時には、
原本を返さずに写本を戻し、違約金を支払い蔵書を充実させた。

このようにアレクサンドリア図書館は世界中から文学、地理学、数学、天文学、医学などあらゆる分野の書物を集め、ヘレニズム文化における学術研究にも大きな役割を果たした。

アレクサンドリア図書館で研究され発表された知識は、その後の西洋科学の誕生に大きく貢献した。幾何学のエウクレイデス、地球の直径を計測したエラトステネス、天動説の大家プトレマイオスなど、ヘレニズムにおける学芸の巨人の多くは、この図書館で研究した。彼らを圧する同時代最高かつ古代最高の科学者アルキメデスは主にシチリアのシラクサで活動したが、かれもまた一時的にはアレクサンドリアに滞在したものと推定されている。

大図書館および併設のムセイオンなどの学術施設は当初からプトレマイオス朝の手厚い保護を受け、同王朝の滅亡後はローマ帝国による同様に手厚い保護のもとにあった。




さて、なぜこんなにも有名で栄えた図書館は喪失されたのでしょうか。
キリスト教徒、イスラム教徒、戦争・・・・
色んな説がありますが、それは次回までにとっておくことにします((笑))


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古代エジプト 歴史

ナグ・ハマディ写本

今日は、エジプトで発見された隠さなければならなかった
古い写本について書く。

この写本が何故。
土の中に隠されたのか。
この時代に何があったのか。
そういった事を考えながら読むとおもしろいです。

367年
アレクサンドリアの司教アタナシオスが、
「新約聖書正典27文書以外の文書は全て焼き捨てよ」と命令。
エジプト中の教会に発令したので、
その時修道士の一人(グノーシス派)が埋めて隠したのではないかと
考えられています。



ナグ・ハマディ写本

あるいは

ナグ・ハマディ文書(Nag Hammadi Library)と呼ばれる13巻52の文書からなるからなるコデックス(冊子本)形態の写本である。

1945年
エジプトのナグ・ハマディ村(Nag Hammadi)近く
土中から古びた写本(古文書)が発見されました。


この、何者かによって地中に隠された古文書は

原典がキリスト教によって意図的に破棄・湮滅され、
実体が不明となっていたグノーシス主義の解明に大きく貢献しました。

グノーシス主義
(グノーシスしゅぎ、独: Gnostizismus、英: Gnosticism)
またはグノーシス(古希: Γνωσις、ラテン文字転写:Gnosis)
1世紀に生まれ、
3世紀から4世紀にかけて地中海世界で勢力を持った
古代の宗教・思想の一つである。
物質と霊の二元論に特徴があり、
普通名詞としての「グノーシス」は古代ギリシア語で「認識・知識」を意味する言葉であり、グノーシス主義は自己の本質と真の神についての認識に到達することを求める思想傾向を有する。
紀元2世紀から3世紀頃のキリスト教グノーシス体系を
「グノーシス主義(Gnostizismus)」と定義。
これを含めたより広い意味での「秘教的知識」の歴史的カテゴリーを「グノーシス」と定義した



1945年12月

エジプトのナグ・ハマディ村(古代の名はケノボスキオン。ルクソールから北西約80キロメートルのナイル河西岸に位置する小村)

その村から少しいった所のジャバル・アッターリフで、
肥料に使う軟土を掘り出すために出かけていたアラブ人農夫ムハンマド・アリ・アッサンマンが、封印された赤い素焼きの壷を土中から発見します。(ドキドキしますね☆)


同写本については早くから重大な発見であることが指摘されていたが、写本は古物商や国家の思惑に左右されて数奇な運命をたどる。

さまざまな事情によって公開が遅れ、
発見から実に32年の年月がたった1977年

アメリカ合衆国でファクシミリ版が出版されたことで
全容が明らかになった。

写本はもともと同地の修道院の書庫に収められていたものであったが、なんらかの理由で土中に秘匿したものと考えられている。

この修道院は4世紀にパコミオスが創設した大修道院であることが発掘から明らかになっている。
((290 頃-346) エジプトの修道士。カッパドキアの三教父の一人。弟グレゴリウスと共にアントニウスの隠修生活を発展させて、労働と祈りと共同の食事による共住制の修道会を創始。)



さまざまな研究によって、写本に記された内容は
おそらく1世紀半ばから2世紀にかけて成立したギリシア語の文献を
コプト語に訳出し、3世紀から4世紀にかけて修道院で筆写したものと考えられている。


ほとんどは古コプト語(サヒディック方言)で書かれており、
グノーシス主義に関する文書を中心に、
ヘルメス思想に分類されるもの、
プラトンの『国家』の一部などが含まれている。
※ヘルメス思想⇒神秘思想・錬金術の文脈に登場する神人であり、伝説的な錬金術師であるヘルメス・トリスメギストスにあやかって世界の神秘を味わい尽くそうとする思想の事を指す。本来は霊的な存在であるはずの人間が物質界に下降し、そこで認識を得て再び神界に復帰する、という往還運動をとりわけ重視する。

またこのほか、名前と断片しか残っていなかった
『トマスによる福音書』の完全な版が含まれており、
調査によってそこに書かれたイエスの語録はオクシュリュンコスで発見されたオクシュリュンコス・パピルスの一部とも共通することがわかった。
※エジプト中部のオクシュリュンコス(Oxyrhynchos 魚の名前に由来する地名。現在はバフナサ)で発見された数千点に及ぶパピルス文書

ナグ・ハマディ写本の最大の意義は、
従来は資料が少なく護教教父による反駁書(エイレナイオス:古代のキリスト教の理論家(教父)、司祭。『異端反駁』等)における引用や、

その否定的な主張でしか知られていなかったグノーシス主義の文献が多く含まれており、グノーシス思想の解明に貢献したことである。

※ナグ・ハマディ写本発見以前に知られていたグノーシス主義の資料は『(マグダラの)マリアによる福音書』
『イエウの書』
『ピスティス・ソフィア』などごくわずかであった。
エジプトで発掘され、後にベルリンに運ばれたパピルスの冊子、いわゆる『ベルリン写本』の冒頭部分が『マリアによる福音書』の写本であることが1896年に判明。



また、ナグ・ハマディ写本は20世紀に入って研究が進んだオクシュリュンコス・パピルスと並び、キリスト教の最古層に属する関係文書群としても注目を集めている。

冊子のうちコデックス I(Codex I)は、分析心理学の創始者でグノーシス主義に対し深い関心を抱いていたカール・ユングに、チューリッヒのC・G・ユング研究所を通じて贈られた為、『ユング・コデックス』とも呼ばれている。※スイスの精神科医・心理学者。深層心理について研究し、分析心理学(通称・ユング心理学)の理論を創始した。



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「ピリポによる福音書」

主はマリヤをすべての弟子たちよりも愛していた。
そして彼(主)は彼女の口にしばしば接吻した。
他の弟子たちは主がマリヤを愛しているのを見た。
彼らは主に言った。
「あなたはなぜ、私たちすべてよりも彼女を愛されるのですか?」
救い主は答えた。
「なぜ、私は君たちを彼女のように愛せないのだろうか」
大貫隆訳(岩波書店ナグ・ハマディ文書)



ナグハマディ文書 目次はコチラ

古代エジプト 映画関連

レイチェル・ワイズさん主演 『アゴラ(Agora)』 

今回は引き続き、ヒュパティアについてです。

レイチェル・ワイズさん主演 『アゴラ(Agora)』 

『ヒュパティア(ハイパティア・ヒパティア)』 に関する
映画が公開されるのですが

そのタイトルがとても秀逸! 

AGORA


アゴーラと発音するんだそうです。

この話を大学でしたところ、
語学マニアの友達が大変秀逸なタイトルであることを
教えてくれました。

AGORA
ag・o・ra[ r ]
[名](複 -rae /-rigravelength/) アゴラ.

1 古代ギリシャの政治的な人民集会.

2 1のための広場.

[ギリシャ語agoraacute(市場)]


プログレッシブ英和中辞典で調べるとこのように出ます。


そして各国でもそのような意味で用いられています。
フランス、ドイツ、イタリア、英語圏・・・


しかしスペインからその意味は変わります。

AGORA=それは予測します。

続いてポルトガル

AGORA=今=現在=now

この映画は単に、昔の話を言っているんじゃないと
プンプンと匂いがしますね〜

む〜ん、、、、タイトルを付けた人は知っていてつけたのでしょうか。

監督は『アザーズ』『オープン・ユア・アイズ』
(ハリウッド版はバニラ・スカイ)で世界を驚かせ、
『海を飛ぶ夢』ではアカデミー賞外国語映画賞を獲得した
スペイン人映画監督アレハンドロ・アメナーバル。

スペイン人ってことはつまり知っておられますね勿論。

ちなみにスペインの法律で
テレビ局は、利益の5%を映画に投資しなければならないのです。

マルタ島で2008年の3月から6月まで15週間の撮影、
その上、歴史ものだから、衣装から何から何まで金がかかっている。

この不景気にこの大作!
ガーンとかましてくれてありがとうと言いたい。


「アメナーバル監督は、どん欲に真実を探究した
ひとりの女性の情熱的な物語を叙事詩的に描いている」
とワイズは語る。

アメナーバル、プロデューサーのフェルナンド・ボヴァイラ(Fernando Bovaira
)、共同脚本を務めたマテオ・ヒル(Mateo Gil)は、準備に3年の歳月をかけた
んだそうです。


早くみたいですな〜



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